わたしたちに届くお客さまからの喜びの声。
それは私たちにとって何よりのご褒美であり、明日に向かうモチベーションとなるものです。
こちらでは、田植えや稲刈りなど農業体験に参加されたお客さまからの、農業用機械の機能や作業の大変さに驚いたり、収穫の喜び、やり終えた達成感などなど、体験を通じて得られた農業への想いをご紹介しています。
子供を通して自分の夢も叶える事ができました 稲刈り体験 2024.10月
千葉県柏市在住 30代 女性 Y . S様
私の地元は米どころ新潟県の糸魚川市。田んぼのあぜ道で遊んだ幼い頃から田植えや稲刈りへの強い憧れはありましたが、経験する事なく大人になってしまいました。そんな時、あぐりいといがわさんの稲刈り体験を知りました。日本人であるからには、いつも食べているお米がどのように育ち収穫され食卓に上がるのか知りたい、子供達にも伝えたいという気持ちに背中を押され、昨年参加した姉の勧めもあり、子供達と参加する事にしました。
糸魚川駅から車で30分程。山あいの田んぼは広くてのどかで空気がきれい、トンボが無数に飛び、太陽に照らされた黄金色の稲穂がキラキラ輝く……なるほど、だからここのお米は美味しいんだと納得しました。子供達は車から降りた途端に虫取りに夢中。子供達にとっても最高の場所なんですね。
早速稲刈り開始!と思いきや、途中で見つけたみょうがに思わず道草。娘と私は夢中で採っちゃいました。稲刈りは、昔ながらの鎌を使っての手刈りと、なんと、コンバインでも。コンバインにはスタッフが同乗して操作もしてくださるので小さな子供でも安心です。どちらも体験した子供達は、鎌で刈る大変さとコンバインでの効率的な収穫の楽しさを体感して大喜びでした。
お昼ごはんもまた格別。とにかくお米が美味しい!新米の塩おむすびは今まで食べた中でも群を抜く美味しさ。採れたて大根のお味噌汁は体に染み渡りました。最後は人参、大根、きゅうりの畑も見せていただき即席収穫体験も。帰る頃には山盛りの野菜達。もう幸せです!
そして体験のほんの数日後、新米が届きました!「収穫したお米が届いた~!」と子供たちは大喜び!届いたお米は早速その日の晩ご飯に。稲刈りの思い出話をしながらいただきました。このタイミングで発送してくださった、あぐりいといがわさんの心の温かさを感じました。
4歳と2歳の小さな子供達との参加で不安もありましたが、スタッフの方々がとても親切で優しくアットホームな雰囲気で、最後まで楽しみながら体験できました。何より、コンバインに乗って稲刈りができるなんて、他ではできない体験だと思います!
輝く稲、畑のお野菜、虫たち、そこで採れた農作物を美味しく食べられる幸せ。子供達にとってどれも刺激的で素晴らしい経験になりました。いつも美味しいお米やお野菜を育ててくださりありがとうございます。来年の米主はkg数をもっと増やしますね。
子どもと稲刈り体験に参加して 稲刈り体験 2024.10月
東京都新宿区在住 40代 女性 Y . H様
いつも食べているお米が田んぼでどう作られているか?収穫したお米が白い粒になるのはどういう仕組みなのか?東京生まれ東京育ちの子供たちには想像もつかないことでした。
秋ばれのなか、初めて稲刈り体験に参加させていただきました!8歳と3歳の子供にとって、初めての農業体験。行く前は気後れしてしまって、見るだけで終わってしまうかもしれない?と、少し心配でしたが、そんな心配は杞憂でした。8歳の長男は鎌をもってどんどん稲を刈っていき、コンバインの操作も教えていただき、目を輝かせてお米を刈り取っていました。3歳の次男は、コンバインという見たこともない車に興味津々。「車がお米を食べて、お尻から草がでてくる」という一連の仕組みを不思議に思いながらも楽しんでいたようでした。刈り取ったあとの乾燥やもみすりといった工程も説明していただき、自宅に届くまでお米にはいろんなことが起きる、という発見もありました。土に植わっているダイコンや人参の収穫もさせていただき、絵本の「おおきなかぶ」のごとく「うんとこしょ、どっこいしょ!やっと大根がぬけました!」とお尻を泥だらけにして、一心不乱に何本も抜いていました。
ランチタイムは、新米のおにぎりや収穫したばかりの野菜をスティックにしていただきました!人参の甘みがあり、あっという間になくなってしまいました。大きなおにぎりも、すっかり子供のお腹に収まって美味しくいただきました。
キュウリやイチジク、葉物野菜の畑にも案内していただきました。大根やニンジンなど、土の中に植わっている印象が強かった3歳は「キュウリも土に植わっているから抜かないと!」と言っていましたが、ツルにたわわになっているキュウリを目の前にしてびっくり!目から鱗だったようです。スーパーでしか野菜を見たことがない子供たちにとっては、野菜がどうやって作られているか想像もつかないのだな、作られている過程を見ることは食べているものを知る大事な体験だと、改めて思わされました。採ったばかりのトゲトゲのキュウリに触れ、目と肌と舌で色々なことを経験して帰路につきました。
帰宅してから、さっそく収穫してきたキュウリを食卓に並べ、思い出を話しながら1日を終えました。次は、田植えや大好きなトマトの収穫など、色んなことに挑戦してみたい!と、あまり積極的でない長男が、珍しく自分から言っていたので、本当にいい体験をさせていただきました。ありがとうございました!またよろしくお願いいたします!
気分転換になりました! 稲刈り体験 2024.10月
東京都目黒区在住 50代 女性 M . Y様
お米が収穫されてから、食卓に並び美味しく味わえるまでの一連の流れを、実際に行われている作業と機械を使って説明していただき、解りやすかったです。同時に、機械化されているとはいえ、ひとつひとつの作業は長年の経験と勘も大切なのではと思われました。
コンバインを運転しながら見える風景は、普段都会で生活している私にとっては「のどかな田園風景」というよりは、日本ではなくどこか外国に来た感じに近かったかもしれません。土と藁の匂いが何とも言えず、印象に残っています。すごく気分転換になりました。
勤務する保育園の子どもたちにお米作りの大変さを少しでも伝える事ができたらと参加しましたが、みなさんが優しく朗らかなので、楽しく伝えてみようかという気にさせる、あぐりいといがわの方々でした。
また、興味深かったのは、炭焼きした籾殻を使って野菜の栽培をされていたこと。今流行りのSDGsの「再利用」だなと、勉強になりました。
有難き幸せ 田植え体験 2024.5月
東京都墨田区在住 40代 女性 会社員 A.Y様
昨年から募集が始まったあぐりいといがわさんの米主プロジェクト。
今年は2期目、米主として2回目の田植えに参加しました。
糸魚川市のなかでも山深い場所にある市野々(いちのの)集落。冬は雪深く、地元の人でも足を踏み入れることが難しく、過疎化が進んだこの地で、先祖代々守り続けられてきた農地や集落を未来に残すべく日々奮闘し続けられています。
昨年はじめて伺いましたが、新緑が目に眩しく、鳥のさえずりが響き、蝶が舞うのどかな春の風景のなかに、大いなる自然と対峙し、慎ましくも逞しく生きてこられた方々の想いのようなものが感じられる気がしました。それは、場所は違えど2年ほど新潟の地で生活したからこそ、感じ得るものなのかもしれません。
ごくごく一部の体験ではありますが、作ってくださっている方とお会いし作られている場を見ると、食べるたびに感謝の気持ちが膨らみます。
そして今年も美味しくいただける身であることを、ありがたく感じます。
有難き幸せ。
今年もお世話になります。
農業って楽しくて奥深い! 稲刈り体験 2023.10月
東京都小金井市在住 20代 女性 大学生 Y.K様
農業って楽しくて奥深い!
今回の稲刈り体験を一言で表すと、多分その言葉に尽きます。
これまで、学校での田植え体験や1ヶ月にわたるインドでの農業ボランティアの機会があり、土に触り体を使って、自分たちが普段食べている食材の元となる農業に触れたことがありました。その経験で感じたことは、「農業って、とっても大変で、自分たちの食事を作ってくれている人に感謝しないといけない」と、強く思うものでした(それは本当にその通り)。
でも、今回東京からの参加者の方やあぐりいとがわのスタッフの皆さんとワイワイおしゃべりしながら、たくさんの出会いとともに稲刈りをして、大きなコンバインにも乗らせてもらって、「あぁ、農業ってこんなに楽しい一面があるんだな」というのが今回の一番の発見でした。
もちろん、一日だけ楽しいところだけ参加した私には農業の大変さは語れないし(インドで1日中鎌で雑草刈りしてたのはいい思い出だけど(笑))、農業で生計立てるとか大それたことも考えていないけど、こうして地域で人と繋がって自分たちの食べ物をつくる農業が日本から無くなってはいけないし、美味しくて楽しい農業がもっとみんなの身近な存在になったらいいなと思いました。
いつか日本の農業のために、糸魚川の人たちのためになることができたらいいけど、偉そうなことはまだ何も言えないので(笑)……。
とりあえず、いつもごはんに感謝して、また糸魚川へ遊びに行きます!
問題意識の高さと行動力に感服です。
田植え機すごい! 田植え体験 2022.5月
茨城県東海村在住 30代 女性 会社員 S.S様
とにかく、「田植え機」に感動しっぱなしな、田植え体験でした!
専用のトレイにワサワサと育った稲の苗から、一つ分だけサッと取り出し、田んぼに植える…その動作の素早い事、正確な事に、惚れ惚れしました。それも一度に、八つも植えられる田植え機で、八、十六、二十四と、チャッチャッチャッと、テンポよく植えていくことができます。
田植え機には、あぐりいといがわの方と、夫と私の大人三人が乗っていたにも関わらず、もしも長靴で入ろうものなら泥にはまりこんでスッポリと足が抜けてしまう様なぬかるみの上を、なんとも涼しい顔で進んでおりました。田植えと同時に、風でフワッと肥料をまく機能もついていました。田んぼでの移動に特化した作りなら、アスファルトの上は走れないかと心配しましたが、そちらも問題ないとのことでした。確かに、歯車のような形をしたタイヤを触ってみると、ゴムのような素材でできている事がわかり、硬い道でも走れそうでした。
万能な田植え機を作った方々、本当に素晴らしい!!と、思わせて頂いた田植え体験でした。
3人乗ってもダイジョーブ!!ご主人のハンドルさばきにホレボレ?!
もっと体験したい 田植え体験 2022.5月
茨城県東海村在住 30代 男性 パート M.S様
実際に体験した内容は、ハウスで元気に育った苗を軽トラに積み、田んぼに運び、田植え機で植えるという作業です。
体験をさせてもらった田んぼは、区画整理がきちっとされている田んぼで、幅30m、奥行き100mくらいはあるであろう、めちゃくちゃ広い田んぼでした。
田植え機は、8条植え、かつ、同時に肥料と除草剤をブロワー送風で散布できる高機能付きで、妻と先生と私、大人3人が乗り込んでも、全然ブレないその安定感にも驚かされる頼もしい一台でした。
青空の下、大自然の景色に囲まれ、心地の良い風に吹かれながら始まった田植えは思ったよりも早く完了しました。田んぼのふちで田植え機を方向転換するのは少し難しかったですが、まっすぐ並んで植えられた苗を見たときには気持ちが良かったです。
ちなみに、手植え体験もさせていただきましたが、畳一枚分くらいを植えるのがやっとで、田植え機のすごさとありがたさを身をもって経験することができました。
トータルで2時間くらいの体験は、「もしかして、米作りって簡単なの?!」と錯覚してしまうほど、あっという間のひとときでした。
今回の田植え体験を通じて感じたことは、「米作りがこんな簡単なはずがない」ということ。
体験がスムーズに行えたのは、あぐりいといがわのみなさんが丁寧に苗を育て、田んぼもきれいに整えてくれていたり、事前準備があってこそのものだと強く感じました。
米作りは、今回体験した「田植え」のその先に、気が遠くなるような作業、うんざりするような作業、お天気や虫たちのご機嫌をうかがい大変な思いをする1日1日の積み重ねがあり、ようやく収穫があるのではないかと勝手に想像しています。
もし、許されるのであれば・・・
それらの作業一つ一つも全て体験してみたい。もっと体験したい。そうすることで、「本当の意味でのお米のありがたさ」と向き合える、そんな気がする。
お米の真の価値を知っている、かっこいい大人になりたい。
そう思える体験でした。
あぐりいといがわの皆様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
手植えにもチャレンジ。田植え機のありがたさを身をもって知る。
夢は自分で作ったお米を食べること 稲刈り体験 2020.10月
東京都江東区在住 50代 女性 会社員 M.M様
2020年の秋、ご縁があってあぐりいといがわさんの稲刈りをお手伝いさせていただきました。
天候不順な時期で、自称晴男晴女を擁するチームの力をもってしても朝方の雨は避けられず、午前中はハウスできゅうりの収穫をお手伝い。きゅうりって育つのが早くて、一日で大きくなりすぎてしまうこともあるそうな。
そういうわけで、海沿いの地域から車で30分ほどの山間部、市野々にある収穫期の田んぼに着いたのは雨が上がったお昼頃。ランチに新米で炊いたおにぎりや自家製のお漬物をいただいたのですが、これが本当に美味しかった。
稲刈りは、通常はコンバインで刈る稲の一部を特別に手刈りさせていただきました。稲穂をつかんで根元に鎌を入れ、ザクっと刈れた時の爽快感といったら。これがただ、続けると腰を曲げた姿勢での骨の折れる作業で、農業の大変さを体感しました。
それでも一面に稲穂が垂れる田の美しさを眺め、大切に育てられた農産物が収穫されて自分たちの口に入るという一連のイメージを持てたことは貴重、かつとても楽しい経験でした。
次は、田植えから稲刈りまでひととおりの作業にチャレンジして、「自分で作ったお米」を食べてみたい。ぜひぜひよろしくお願いいたします。
協力しながら予定の田んぼの稲刈り終了。達成感溢れる笑顔。……M.Mを探せ。