農業体験記 参加者の声

農業体験記 参加者の声

わたしたちに届くお客さまからの喜びの声。
それは私たちにとって何よりのご褒美であり、明日に向かうモチベーションとなるものです。

こちらでは、田植えや稲刈りなど農業体験に参加されたお客さまからの、農業用機械の機能や作業の大変さに驚いたり、収穫の喜び、やり終えた達成感などなど、体験を通じて得られた農業への想いをご紹介しています。

 

農業って楽しくて奥深い! 稲刈り体験 2023.10月


東京都小金井市在住 20代 女性 大学生 Y.K様

農業って楽しくて奥深い!
今回の稲刈り体験を一言で表すと、多分その言葉に尽きます。

これまで、学校での田植え体験や1ヶ月にわたるインドでの農業ボランティアの機会があり、土に触り体を使って、自分たちが普段食べている食材の元となる農業に触れたことがありました。その経験で感じたことは、「農業って、とっても大変で、自分たちの食事を作ってくれている人に感謝しないといけない」と、強く思うものでした(それは本当にその通り)。

でも、今回東京からの参加者の方やあぐりいとがわのスタッフの皆さんとワイワイおしゃべりしながら、たくさんの出会いとともに稲刈りをして、大きなコンバインにも乗らせてもらって、「あぁ、農業ってこんなに楽しい一面があるんだな」というのが今回の一番の発見でした。

もちろん、一日だけ楽しいところだけ参加した私には農業の大変さは語れないし(インドで1日中鎌で雑草刈りしてたのはいい思い出だけど())、農業で生計立てるとか大それたことも考えていないけど、こうして地域で人と繋がって自分たちの食べ物をつくる農業が日本から無くなってはいけないし、美味しくて楽しい農業がもっとみんなの身近な存在になったらいいなと思いました。

いつか日本の農業のために、糸魚川の人たちのためになることができたらいいけど、偉そうなことはまだ何も言えないので()……。

とりあえず、いつもごはんに感謝して、また糸魚川へ遊びに行きます!


問題意識の高さと行動力に感服です。


田植え機すごい! 田植え体験 2022.5月


茨城県東海村在住 30代 女性 会社員 S.S様

とにかく、「田植え機」に感動しっぱなしな、田植え体験でした!
専用のトレイにワサワサと育った稲の苗から、一つ分だけサッと取り出し、田んぼに植える…その動作の素早い事、正確な事に、惚れ惚れしました。それも一度に、八つも植えられる田植え機で、八、十六、二十四と、チャッチャッチャッと、テンポよく植えていくことができます。

田植え機には、あぐりいといがわの方と、夫と私の大人三人が乗っていたにも関わらず、もしも長靴で入ろうものなら泥にはまりこんでスッポリと足が抜けてしまう様なぬかるみの上を、なんとも涼しい顔で進んでおりました。田植えと同時に、風でフワッと肥料をまく機能もついていました。田んぼでの移動に特化した作りなら、アスファルトの上は走れないかと心配しましたが、そちらも問題ないとのことでした。確かに、歯車のような形をしたタイヤを触ってみると、ゴムのような素材でできている事がわかり、硬い道でも走れそうでした。

万能な田植え機を作った方々、本当に素晴らしい!!と、思わせて頂いた田植え体験でした。


3人乗ってもダイジョーブ!!ご主人のハンドルさばきにホレボレ?!

 

もっと体験したい 田植え体験 2022.5月


茨城県東海村在住 30代 男性 パート M.S様

実際に体験した内容は、ハウスで元気に育った苗を軽トラに積み、田んぼに運び、田植え機で植えるという作業です。

体験をさせてもらった田んぼは、区画整理がきちっとされている田んぼで、幅30m、奥行き100mくらいはあるであろう、めちゃくちゃ広い田んぼでした。
田植え機は、8条植え、かつ、同時に肥料と除草剤をブロワー送風で散布できる高機能付きで、妻と先生と私、大人3人が乗り込んでも、全然ブレないその安定感にも驚かされる頼もしい一台でした。

青空の下、大自然の景色に囲まれ、心地の良い風に吹かれながら始まった田植えは思ったよりも早く完了しました。田んぼのふちで田植え機を方向転換するのは少し難しかったですが、まっすぐ並んで植えられた苗を見たときには気持ちが良かったです。
ちなみに、手植え体験もさせていただきましたが、畳一枚分くらいを植えるのがやっとで、田植え機のすごさとありがたさを身をもって経験することができました。
トータルで2時間くらいの体験は、「もしかして、米作りって簡単なの?!」と錯覚してしまうほど、あっという間のひとときでした。

今回の田植え体験を通じて感じたことは、「米作りがこんな簡単なはずがない」ということ。
体験がスムーズに行えたのは、あぐりいといがわのみなさんが丁寧に苗を育て、田んぼもきれいに整えてくれていたり、事前準備があってこそのものだと強く感じました。

米作りは、今回体験した「田植え」のその先に、気が遠くなるような作業、うんざりするような作業、お天気や虫たちのご機嫌をうかがい大変な思いをする1日1日の積み重ねがあり、ようやく収穫があるのではないかと勝手に想像しています。

もし、許されるのであれば・・・
それらの作業一つ一つも全て体験してみたい。もっと体験したい。そうすることで、「本当の意味でのお米のありがたさ」と向き合える、そんな気がする。
お米の真の価値を知っている、かっこいい大人になりたい。
そう思える体験でした。

あぐりいといがわの皆様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。


手植えにもチャレンジ。田植え機のありがたさを身をもって知る。

 

夢は自分で作ったお米を食べること 稲刈り体験 2020.10月


東京都江東区在住 50代 女性 会社員 M.M様

2020年の秋、ご縁があってあぐりいといがわさんの稲刈りをお手伝いさせていただきました。
天候不順な時期で、自称晴男晴女を擁するチームの力をもってしても朝方の雨は避けられず、午前中はハウスできゅうりの収穫をお手伝い。きゅうりって育つのが早くて、一日で大きくなりすぎてしまうこともあるそうな。

そういうわけで、海沿いの地域から車で30分ほどの山間部、市野々にある収穫期の田んぼに着いたのは雨が上がったお昼頃。ランチに新米で炊いたおにぎりや自家製のお漬物をいただいたのですが、これが本当に美味しかった。

稲刈りは、通常はコンバインで刈る稲の一部を特別に手刈りさせていただきました。稲穂をつかんで根元に鎌を入れ、ザクっと刈れた時の爽快感といったら。これがただ、続けると腰を曲げた姿勢での骨の折れる作業で、農業の大変さを体感しました。
それでも一面に稲穂が垂れる田の美しさを眺め、大切に育てられた農産物が収穫されて自分たちの口に入るという一連のイメージを持てたことは貴重、かつとても楽しい経験でした。

次は、田植えから稲刈りまでひととおりの作業にチャレンジして、「自分で作ったお米」を食べてみたい。ぜひぜひよろしくお願いいたします。


協力しながら予定の田んぼの稲刈り終了。達成感溢れる笑顔。……M.Mを探せ。