おてつたび体験談 おてつびとの声

おてつたび体験談 おてつびとの声

「日本には、まだまだ驚くほど魅力あふれる地域があります。」
こんな心揺さぶられるメッセージで始まる「おてつたび」は「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、
人手不足で困っている地域と、地域で働きたい旅人を繋ぐサービスです。

お手伝いをしながら知らない地域を旅をすることで、気づいたらその地域が特別な場所になっている。私たちが目指す「ファンづくり」の形がそこにありました。

こちらでは、おてつたびを利用し、あぐりいといがわに触れていただいた「おてつびと(おてつたび参加者)」の体験談を掲載しています。

 

米のもみすりとワークショップのお手伝い

2023年10月 東京在住 20代 女性 M.Wさん

新潟県糸魚川市にあるあぐりいといがわで、一週間のおてつたびを体験。「仕事」としての農業を体験してみたくて応募しました。

5日間を通して行った籾摺り(もみすり)は、繰り返しの作業でありながら、一つ一つ積み上げて商品として完成させていく出荷前の最終工程。これが沢山の人に届くと思うと、紐を結ぶ工程ひとつをとっても「出来るだけきれいに……」と1袋1袋に集中していたら、時間がアッという間でした。30kgのお米は正直重かったけれど、小休憩があり、つらく感じることはなかったです。……ですが、やはり疲れてはいたようで、毎晩寝落ちするくらい、たくさん寝ました()

教えてくれた師匠は言葉数は多くないものの、お米に対する姿勢はとても誠実で、「このままお米屋さんが持っていくものだからきれいに並べるんだよ。」と、細部まで心を配る姿に心打たれました。スタッフの方も、皆さん気さくに話しかけてくださり、心地よく働くことができましたし、本当に親切にしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。最後の最後までおもてなしする心は本当に素敵です!

籾摺りの後は市野々という限界集落農業の未来を考え、ひいては持続可能な農業社会について考え、どんなことができるか情報収集を重ねて、最終日にはアイディアを発表しました。このお仕事は私にとっては天国のような時間でした。もちろん、考える難しさはあるけれど、私の経験が活かされたり、市野々や糸魚川の未来を考えるのはとても楽しかったです。

お手伝い後の空いた時間で回った糸魚川市はとてもコンパクトな町でした。登れば山。少し北に行けば海。海に沈む夕焼けを眺めながら一人ぼーっと時間を過ごしたり、地元食材を使っているカフェを巡ったり、直売所で手作りのものを買って……すっかり糸魚川を堪能しました。海と山の幸の両方が楽しめる糸魚川では食材も豊富で、地元のお店が当たり前のように地場産のものを使っていて、豊かさを感じました。

実際に住むとなったら、新幹線はありますが、高速道などの交通の便がまだまだ未発達なところがあり、どこかへ出かけるには不便になるかなと思いました。でも、不便なところも素敵!と思ってしまう私。終始、感動と安らぎで、心身ともに沢山の元気をもらうとともに、すでに次はいつ行けるかと考えるくらい沢山の素敵な出会いがあり、忘れられない旅となりました。こんなに快く迎えてくださったあぐりいといがわの皆さん、糸魚川の皆さんに心より感謝しています。ありがとうございました!!!

出典元:おてつたび https://otetsutabi.com/businesses/922


市野々の風景、暮らしのトリコになったようです。


ぶどうの袋かけのお手伝い

2023年7月 埼玉在住 20代 男性 K.Yさん

7月のおてつたびでは、ぶどうの袋がけや枝の管理などを行いました。日も照って少し汗ばみながらの作業でしたが、休憩を挟みながらだったので、体力的には全然大丈夫です。 あぐりいといがわの皆さんは、とても優しく気さくに接してくださいました。初日と最終日には、お米やトマトを作っている農園も案内していただき、農業の魅力や今後のことなど、たくさんのお話をしました。 そして何よりも農園で作られたお米やトマト、ズッキーニなどがものすごく美味しい!農園のトマトで作ったトマトジュースも頂いたのですが、これがもういくらでも飲める。あぐりいといがわに行ったら絶対飲んでください!(笑)
次の募集ではどんな作業ができるかお楽しみですが、いつでも「本物の農作業」ができると思います。農業を知りたい・体験したい!という方におすすめです。 最後に、あぐりいといがわの皆様には本当にお世話になりました。また来年会いに行きます!

出典元:おてつたび https://otetsutabi.com/businesses/922


自由時間で糸魚川の町を満喫されていました。

 

米の種まきのお手伝い

2023年5月 東京在住 20代 女性 A.Kさん

初日は園長さんが糸魚川市を案内して下さり、農業の事や街の魅力を伝えて下さいました。2日目からお手伝いが始まり、米の種まきとトマトの収穫の準備を手伝わせて頂きました。時期によってお手伝いの内容も変わってくると思うので、そこも魅力の一つだと思います。 農業を体験するのは初めてでしたが休憩時間もあったので体力的にきついと感じることもなく、皆さん温かく受け入れて下さりあっという間の5日間でした。何より、あぐりいといがわで取れたお米とトマトジュースは最高でした!農業という仕事はもちろん、地域の魅力やあぐりいといがわの皆さんの温かさに気づき、応援したい、もう一度行きたいと思える地域となりました。短い間でしたが充実した時間をありがとうございました!

出典元:おてつたび https://otetsutabi.com/businesses/922


海に沈む夕日と食の豊かさに魅入られたようです。