新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2025年、あぐりいといがわは、設立から20年の節目を迎えます。社員3人から始まったあぐりいといがわ。栽培面積や従業員を増やしながらここまで続けることができました。これもひとえに、お客さまや地域に支えていただいているおかげです。ほとんど未経験の状態から始めた米づくりも20回目。師匠と共に事故なく怪我なく、皆様に喜んでいただける「いちのまい」を作り続けてこられたこと、とても感慨深いものです。多くの初挑戦があった昨年に負けじと、今年も進化し続け、感謝と熱意をもって「口福」をお届けします。収穫量アップ、栽培技術向上、健康第一など新年の抱負を掲げました。スタッフ一丸となって一歩ずつ着実にステップアップしていきます!!
スタッフひとりひとりが筆ペンで抱負を書初め……有言実行、がんばるぞ!おーっ!
冬の恒例は
作物が育ちにくい冬は栽培以外の仕事が多くなります。そのひとつ「冬恒例の手仕事」を紹介します。まずは年末にかけて行う「杉玉(すぎたま、すぎだま)」づくり。酒林(さかばやし)とも呼ばれる杉玉は日本酒の造り酒屋などの軒先に吊るす緑のスギ葉(穂先)を集めて球状にしたもので、「搾りを始めました」と新酒が出来たことを知らせる飾りです。見た目は大きなマリモのような杉玉。あぐりいといがわでは、あるスタッフが毎年、古式ゆかしく本物の杉を使い、一から手作り、私たちの酒米をお使いいただいている加賀の井酒造さんが軒先に飾ってくださいます。材料の杉は「いちのまい」のふるさと市野々集落でスタッフ自ら切り倒し、葉を集めたもの。杉玉を作れるスタッフって、なんとも貴重ですね!世界中に自慢したい逸材です。「手間暇かかってます!来年はもっときれいに造るぞ!」。6年の経験を重ねたスタッフ会心の杉玉。機会があればぜひ、加賀の井酒造を訪ねてみてください。もうひとつの手仕事は正月飾りの門松。親会社の谷村建設社員が切ってくれた竹を、あぐりいといがわスタッフが飾り付け……グループ会社の絆で生まれる手づくり門松です。実物を見るチャンスは松の内しかなく儚いものですが、それもまた風情でしょうか。新年にお越しの際は愛情がこもった門松をじっくりご覧ください!
米のアニキ、才能開花!?
銘酒「加賀の井」できました!
実はパクチーも……
あぐりいといがわ冬の貴重な収入源は葉物野菜たち。ハウスで小松菜や春菊、チンゲン菜、水菜、大根菜などを育てています。冬は地元産野菜が少ないためか店頭に並べた端から飛ぶように売れ、地域の皆さまから喜んでいただいています。そして、意外にも(?)パクチーも育てています。人気が高まっていた2016年から栽培をはじめ、現在も新潟県内各所へ届けられています。何がうれしいかって、その価格。1キロ数千円の値がつくパクチーは冬の稼ぎ頭です。市内の飲食店で商品化されたパクチーバーガーをはじめ、社内でもお餅に練りこんでみたり、トマト鍋にトッピングしてみたり、苦手な人も多いパクチーを美味しく食べられるレシピを試しています。冬の栽培は成長が遅いことが玉にキズですが、美味しいレジピとともに多くのお客さまに届くといいな、と思っています。……袋詰めする部屋にそこはかとなく漂う異国の香りに、いまだに慣れないスタッフがいるとかいないとか(笑)。
トマト鍋に。「パクチーましましで、おかわりーー!」
編集後記
ニュースが伝えるインフルエンザやコロナの大流行を、他人事のように聞いていた昨年末。スタッフが次々に罹った時はさすがに身近に感じました。頼れるリーダーを欠いての餅つきは段取りが上手くいかずピンチの連続も、何とか乗り切り……。スタッフの約半数5人が巳年。さまざまな困難も、へびのように柔軟に、しなやかに、乗り越えたいものです。(沢田)